海外からの観光客を増やしませんか?

もしかすると良く知られている事かもしれませんが、2013年1年間の日本人の出国者数は約1700万人、海外からの入国者数は約1000万人です。この出国者数は前年より6%減、入国者数は前年より約23%増となっており、ここ10年ぐらいで出国者数と入国者数が逆転するのではないかと考えられます。ちなみに出国者数が10年間6%減少し続けると約940万人、入国者数が10年間10%増が続くと約2600万人となります。(2013年の入国者数の大幅増は2012年のビザの規制緩和が大きな要因なので、少なめの数字で算出しました。)
よく地方で観光客をどう増やすのか?という事が議論されていると思いますが、上記の数字を見ると、今後海外からの観光客に対してどうアピールするのか?というのが重要だと思います。

旅行というのは「生活の縮図」、「生活の一部を切り取ったもの」と例えられる事もあり、”移動”、”住まい”、”食事”、”コミュニケーション”、”学び”、”癒し”が渾然一体となっているものです。ウチには観光名所も名物も無いから観光客を増やすのは難しい、と思う方も多いでしょう。しかし、上記の6項目を上手くパッケージして海外からの旅行者にアピール出来れば、観光客は増やせると思いますし、上記6項目が1つもない所のほうが少ないのではないでしょうか。また、海外の方は我々が何でもないと思っている四季や田園風景などを “日本らしい特別な物”と感じている方も少なからずいます、何もないから観光客を増やす事は出来ないと考えるのは早計かもしれません。

では海外からの観光客目線で考えてみましょう。よし、旅行しようと決めた時どうするでしょうか?まずは情報収集でしょう。やはり最初はインターネット使って調べると思います。皆さんの地域で観光情報は何語で発信していますか?中国語?韓国語?英語ですか?具体的な名前ではなく、名前を知らない人が検索キーワードで使う一般的なキーワードで紹介されていますか?そうでないと海外の人の検索には引っかからず、結局京都や東京に行ってしまうこととなります。以前自分が長野県の奈良井宿で宿泊した際、米国の女性の人達と夕食が同席となり話を伺ったら、前日は妻籠に行って、明日は松本城見てから新幹線乗って香川県の直島に行き美術館めぐりで数日滞在するとおっしゃってました。それを聞いて自分は「いやー、すごい調べて旅行しているな。」と驚きました。有名といえば有名な所ばかりですが、しっかり”自分が興味がある所”を下調べして旅行しているなという事が分かります。このように、興味がある海外の人の検索に引っかかる情報発信サイトと、何に興味がある人に来て欲しいのか、というのが先のパッケージと絡めて重要かと思います。

自分でも改めて旅行というのを考えてみると、意外と奥が深いというか、難しいなと感じました。それは旅行の目的というのは一つではなく、上記の6つ、いやそれ以上のモノが混じり合っているからではないかと。是非日本の地方を旅して、おいしい食、美しい自然、やさしい人々と出会って欲しく、ドンドン海外からの旅行者が増えるといいなと思っています。

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