くまもとアートポリス

くまもとアートポリスは、取り組みが始まって22年目なので、非常に息の長いまちづくりとなっている。

制度の概要を調べた限りで簡単に説明すると、

建築家をコミッショナーとして選出し、

公共建築を建設の際、コンペによって広く案を募集し、

その選定をコミッショナーに一任する。

ちなみに現コミッショナーは伊東豊雄さん。

この取り組みのお陰で、熊本にはレベルの高い建築が沢山ある。世界的に見てもいい建築が高密度で集積している。

少なくともアジアから建築好きを集めるだけのポテンシャルは備わっている。

いい取り組みなのに、イマイチ盛り上がりに欠けるのは、2つ足りない点があるのではと思う。それは『運営』と『商品構成』。

当たり前だと思うことだが、実際に行うのが難しい。なにせ権力(金、政治力、動員する力)が必要だからだ。行政マンには荷が重い。

一つ目の運営だが、『どうやって運営していくか』は、どんなイベントやコミュニティ活動でも肝となっている。最近のよきお手本は、瀬戸内国際芸術祭、六本木アートナイトあたりか。資源はある、さて、それを誰にどのように売っていくか。

二つ目の商品構成と言ったのは、何を作っているかということ。

公式サイトを見てみると、これ使うのかな?と思う建物が多い。資料館とか、○○ホールだとか地元民もそうそう使わないのでは?

http://www.pref.kumamoto.jp/site/artpolis/

そこでやはり思うのは、事務方のコミッショナーも作るべきだと思う。これは、経営者がいい。

作るのは建築家に任せて、何を作るかを行政と一緒になって考え、より使われるにはどうすればいいかに知恵を絞れる人が必要だ。

熊本に行った際には、アートポリスのツアーに是非。

あと、熊本県立美術館(前川國男設計)は名作なので必見です。

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